磯や防波堤での釣具選びに関して
磯や防波堤では高価な釣具は必要ありません。
もちろん、高価なものはよい、当たり前ですが、
それは買いたい人が買えばよい、のです。
＜道具の例＞
（釣り道具への私感とお勧めの釣具など）
＜場所別の道具の例＞
1.
地磯（歩いていけるような磯）
こういう場所で想定されるサカナは、30～40cmくらいまでのサイズでしょうか。
1）
竿（ロッド）
磯竿の1～2号（有名メーカーの入門用で十分。価格は1万円以下）。
予備の竿は2号のものを1本（青物兼用）。
2）
リール
スピニングリール1500～3000番（有名メーカーの入門用で十分。価格は3～4千円程度）。
道糸は、2～3号。300mで1千円程度のもので十分。
青物が回遊したときのために、太目の道糸のものを予備に用意すること（4～5号）。
3）
その他
必ず、フローティングベスト（3千円程度）、鋲打ちの長靴（2千円程度）は着用すること。
タモ網は、通常3～4メートルの柄のものを用意する。
フローティングミノーは便利なので、道具箱に常備するとよい。
2.
離島のような本格的な磯
こういう場所では、対象魚を絞り込む、か、よくばる、か。
初心者が一人で行くことは少ないと思うので、ベテランと相談しながら道具を選択すること。
船などを利用していくので、道具類には必ず名前などを書いていくことを忘れずに。
3.
防波堤
たまに釣りに来ました、というファミリーフィッシングの方と一緒に釣る感じでしょうか。
1）
竿（ロッド）
季節や場所にもよりますが、なんでもこい、の準備をすると楽しめます。
①
ウキ釣りなどのロッド
3メートル程度の磯竿（カーボンまたはFRP。価格は2～5千円）。
②
サビキ釣り・ちょい投げ用のロッド
2メートル程度の投げ竿（FRPで十分。価格は1～2千円）。
③
防波堤の足元を釣るロッド
いわゆるセット竿（1.8mくらいのリール付きの竿。価格は1千円）。
2）
リール
普通に使うのは、2～3号の道糸を100メートル程度巻けるサイズのもの。
有名メーカーのものでなくても、釣具屋さんに売っているようなものなら問題なし。
道糸は巻き直したほうがベター（価格は、500m数百円のもので大丈夫）。
3）
その他
意外に活躍するのが、ノベ竿（振り出しの竿）。3メートルくらいのもので十分（1千円）。
仕掛けも、ウキ、サビキ、投げなど、たくさんはいらないが種類が豊富だと便利。
最近は虫エサの合成エサもあるので揃えておくと便利。
4.
伊豆方面など大物も狙う防波堤
基本的に防波堤の道具でよいのですが、少々太めの道具を用意しておいたほうが無難。
伊豆半島などでは、防波堤からも、カツオ、シマアジなどが釣れるので要注意。
とくに、秋のベストシーズンでは大型が混じるので本格的なサイズの道具が欠かせません。
（道糸4号、ロッドは磯竿の2号以上）
たまたま家族で釣っていた防波堤で大型が．．、なんてこともありますので。