釣り道具に関して
竿とリールや小物類など、最初は3〜4万円の出費となります。
とりあえずこれぐらいのもので、という辺りを紹介します。
もちろん、これ以上高いものならベターですが、
サカナはエサしか見えない、ってことを忘れずに..。
高い道具が大きいサカナを釣る条件ではありませんので。
<竿(ロッド)>
有名メーカーの入門用ロッドをお勧めします。
例えば、
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/556
大手の釣具チェーン店では、1万円以下で売っています。
1号よりも1.5号のほうが扱いやすいと思います(チューブ穂先が多い)。
長さは、5.4m〜4.5mくらいが扱いやすいです。
有名メーカー品はこのクラスの竿に大型が掛かっても、まず折れません。
竿の限界に近いサイズが掛かったときでも、安心感があります。
これよりも価格の安い、有名メーカー品でないものもありますが、
長時間持っているとバランスが悪かったり(結構疲れます)、
大物が釣れたときに折れたり(せっかく掛かったのに..)、と、
わずか2〜3千円程度の違いですから、有名メーカー品をお勧めします。
竿は使用後、タオルなどの布で汚れを拭きます。
たまに金属部分をCRCなどで吹いてやれば錆びません。
大事に使えば(折らなければ)、5年は問題なく使えます。
最初は、磯竿はよく折ります。とくに穂先ですね。
一般の竿は、1.8m〜3.6mくらいですので、磯竿は長いんです。
足場の悪い場所での釣りが多いので、取り扱いには注意が必要です。
<リール>
有名メーカーの入門用リールがお勧めです。
例えば、
http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/2817
大手の釣具チェーン店では、3〜5千円程度で売っています。
300メートル巻きで1千円程度の道糸とセットで買ってください。
道糸は、早めに交換するほうが使いやすくなります。
スピニングリールは、構造上必ず糸に巻きぐせがついてしまいます。
おおよそ2〜3回使用したら交換時期と考えるべきでしょう。
全量交換しなくても、使用した部分(例えば80m)だけを交換してもOKです。
リールは調整とメンテが必要です。
まずはドラグ。道糸を手で引っ張ってチリチリと出て行くくらいに調整をします。
それと結構大事なのがお手入れです。
海釣りは塩が付くので、分解してCRCなどでやってあげるのがベストです。
このクラスのリールでも、きちんとメンテしてあげれば5年くらいは普通に使えます。
レバーブレーキに関しては、好みの問題と思います。
確かに有効な機能とは思いますが、必須ではないと思いますので..。
<その他>
・フローティングベスト
これは必須ですね。とくに高級品や有名メーカー品である必要は無いと思います。

こんな価格のものでも十分です(ポケットなど機能面では不備もありますが)。
・鋲打ち長靴
これも必須です。磯はこれが無いと危険です。
ワークマンなどでも売っています。
・磯バッグ
クッションがあるので扱いやすくて便利です。

小物やウキ、リールなどを収納するバッグです。
安いものでもそれなりに使えます。
・バッカン
磯バッグのほかに、コマセ(撒きエサ)などを入れて持って行きます。
40cmくらいのものが使いやすいですね。

その他
フラシ(ウキのついた魚篭(ビク))や、ドングリウキ(木製のウキ)、などが必要です。
また、ハリは市販のハリス付きでなく、自分で結んで使えるようにしましょう。
サイズや目的別にいろいろなハリが使えるととても便利ですし、ハリスの長さも大事なので。